Q&A


Q1. 道衣や袴は?なぎなたは?

 服装は最初のうちはTシャツやジャージなど運動に適した服装ならOKです(Gパンなどは不可)。道衣・袴は石川記念武道館近くの武道具店やインターネットショップで購入できます。 

 競技用のなぎなたに関しては連盟のものをレンタルいたします。ストックがあるので、しばらく連盟のものを借りて、自分のものが欲しくなれば、購入すればよいと思います。

 


Q2. 費用はどれくらいかかるの?

 ピンからキリまでですが、道衣+袴が9,000円くらい。なぎなたは8,000円くらい。なぎなた袋も2本入りのもので4,000~5,000円くらい。

 施設の利用料が1回220円、連盟に入会すると年会費が3,000円。

市民大会や県大会の参加料は500円~1,000円程度、昇級審査の審査料(無級、10級~1級)は2,000円レベルです。

 


Q3. スポーツは苦手ですが大丈夫ですか?

 武道、特になぎなたは、身体の操作法が西洋起源の近代スポーツとは異なります。腕力などの部分的な筋力に頼らず、体全体を使う体捌きに伴う合理的な力の使い方がカギになります。今まで他のスポーツをやってきた方も、そうでない方も、なぎなたの稽古のスタート時は同じ条件になりますので、心配いりません。

 ただし、学校の体育の授業で知らず知らずのうちに、身にしみ込んだ西洋の近代的な身体の操作法ではなく、日本古来の伝統的な身体の操作法を学びますので、薄紙を一枚一枚敷いていくような継続的な稽古が必要です。そうした稽古の中から、技だけではなく、不動心や平常心を修得する、心身を修養することになります。

 


Q4. 高齢なので不安です

 なぎなたは、男女問わず、年齢も問わずに始めることができる、武道的特性をもった生涯スポーツとしての側面を持っています。60歳を過ぎて始め、初段まで取った方も大勢いらっしゃいます。自分のペースでできる範囲のことをする。これがベースです。

 


Q5.こどもは何歳から始められますか?

父兄のお手伝いは必要ですか?

 わたしたちの連盟では、小学生以上のお子さんからご入会いただけます。先ずは初心者教室でお子さんになぎなたの稽古を体験していただくことをお勧めしていますが、ご希望に応じて通常の稽古に参加していただくこともできます。

 低学年のお子さんの場合、稽古にご父兄も付き添っていただくことが良い場合もあります。市民大会等の行事等や連盟の運営で、ご父兄の参加やお手伝いはお願いしていません(送迎や応援は必要に応じてお願いします)。

 


Q6. 試合稽古のような、激しいのは怖いのですが・・・

 なぎなたは基本振りや仕掛け応じなどから基本的な打突の修得を重視しています。いきなり、防具をつける稽古は強制されませんので安心してください。

 また、なぎなたには、「演技競技」もあります。防具をつけて行う「試合競技」の稽古に入る前に、「演技競技」の稽古でみっちりとなぎなたや身体の操作法を十分身につける必要があります。いずれも、ご自身のペースでやればよいと思います。

 なお、防具をつけるのは何ら資格はありません。また、全員が国体などの選手を目指しているわけではありませんので、各自の修得度合いや目標に応じて稽古をします。防具の稽古の利点の一つとしては、意識的に呼吸を重視すれば、ダイエットにはいいかも…

 


Q7.男性も入会して大丈夫ですか?

 なぎなたと言えば、女性が多くて、男性には居場所がないと感じられる方も多い思います。川崎市なぎなた連盟は、男性も多く在籍しています。また、男性指導者もおります。老若男女問わず、和気藹々として稽古しております。

 


Q8. 稽古場の雰囲気は?

 「なぎなた」だから特別ということもありません。

武道の精神である、礼を正しくする以外は、みなさん普通の社会人や児童生徒です。

 道場に出入りするときは正面に一礼したり、なぎなたの持ち運びや床に置くときの礼法や作法はありますが、それは先生や周囲の先輩から教えてもらえますので安心して下さい。

 

その道に、入らんと思ふ心こそ、我身ながらの師匠なりけれ