稽古内容

●なぎなた競技の練習

 なぎなた競技には、全日本なぎなた連盟に規定されるように「演技競技」と「試合競技」があります。

 「演技競技」は、防具を身につけず、2人1組で指定された形を行ってその技を競います。

 「試合競技」は、防具を身につけ、定められた部位を互いに打突して勝負を競います。

(なお修練度に応じて、稽古内容が変わります)

 

稽古の一例(すべてを行うわけでありません)


●競技の基本となる稽古:
▽基本打突

(面、脛、小手、胴、突きは成人有段者のみ)

▽団体基本動作

(八方振り、足さばき)

▽打ち返し

(振り上げ面、左側面、右側面、左外脛、右外脛、振り上げ面の順番で前進、後退)


●演技競技の稽古:
▽しかけ・応じ 1~8本目

▽全日本なぎなたの形 1~7本目(三段以上)


●試合競技の稽古:

▽防具を着用しての基本打突
▽掛かり稽古
▽試合稽古

 

●直心影流薙刀術
石川記念武道館での稽古では、なぎなたの流派の一つである直心影流薙刀術の形の継承を目的として稽古を行なっています。直心影流用のなぎなた、木剣、短刀を使用して行ないます。直心影流薙刀術の稽古日は別途設けられています。


石川記念武道館の稽古予定表を参照ください。

(*なぎなた競技で基本的な身体操作を修得してから始めることをお勧めします)

 

 稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一